洗面台ミラーボックスの制作2017/09/22

洗面台ミラーボックス 洗面台ミラーボックスの作成
洗面台リニューアルを頼まれ、ついでに簡易ミラーボックスを作ってみました。
North DIYとしては一枚板で箱から作ろうかと思いましたが、今回はホーマックで売っていたツートンカラーの組み立て式ミニBOX(1500円位)と、ニトリの ウォールミラー Nベイシス2 (税込699円)を組み合わせて作ってみました。
既製品にちょっと一工夫するのも楽しいDIYです。
手作りミラーBOX-1
箱の大きさは幅約25cm, 高さ55cm。ミラーは幅約25cm, 高さ60cmでミラーの方が5cmほど長いです。
今回は箱の上下にミラーが2.5cmずつはみ出るように取り付けます。
はみ出た下の部分に手をかけて開閉する仕様です。
ミラーボックスは壁(実際は窓の上下枠の間)につけるイメージなので、上下にはみ出していても問題ありません。
ミラーの取り付けは左右どちらでも構いません。もし使い勝手が悪ければBOXをひっくり返せば扉の向きは逆になるので大丈夫です。但し、マグネットキャッ チは下になるように取り付けた方が良いです。

手作りミラーボックス-2

鏡を扉として使うための準備
ニトリで買ったミラーはもともと壁掛け用ですので、鏡の裏は簡単な押さえ板が入っているだけで多少ガタつきがあります。もともと扉用ではありませんので仕 方がありません。ミラーのガタつき防止、破損防止のために余っていたポリカーボネートボードで内側を補強しました。

扉用にするため、まずミラー裏についている紐と金具、及び4つ角の補強材を取り外します。
ニトリウォールミラーNベイシス2 裏側
ポリカーボネート材を内側にきっちり入るように切り出して、押さえになるようなものでネジ固定しました。
ミラー裏補強
金具のネジ跡は目地ボンドで埋めておきました。

蝶番の取り付け
蝶番をつけるために、蝶番の厚み分だけミラー裏の枠部を彫り込みます。
けがきは筋卦引き(すじけびき)を使用すると簡単にできます。
蝶番部けがき

枠の素材はパーティクルボードなので柔らかく加工しやすいのですが、反面削りすぎや割れに注意します。
蝶番部削り込み

ボックス側(写真下)も同様に削ります。
蝶番部削り込み2

扉とボックスを合わせるとこんな感じです。↓
蝶番取り付け部

蝶番を取り付けます。
蝶番取り付け




マグネットキャッチの取り付け
マグネットキャッチ取り付け1

マグネットキャッチ取り付け2

マグネットキャッチ取り付け3

洗面台ミラーボックス取り付け
古い住宅で洗面台の上が窓になっているためボックスの裏に台木をつけてから、窓枠の上下にネジ止めしました。
(窓の開閉は可能)
ちょっと奥行きがありますが、収納スペースと鏡がついたので喜ばれました。
ミラーボックス完成

それほど費用と時間をかけず、出来合いのものを組み合わせることにより簡単にできました。
DIYならではですね。

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