XT250T用 バルブスプリングコンプレッサーの製作2014/08/24



XT250Tのエンジンヘッド分解のため、バルブスプリングコンプレッサーを作ってみました。
XT250Tは1983年にヤマハから発売されたトレール車ですが、DOHC 4バルブ、ツインキャブという当時のトレール車としては革新的なエンジンでした。
最初に発売されたのが型式30Xで、(前後ドラムブレーキ)その後、型式が48Yになり、フロントがディスクブレーキとなり、エンジンも若干変更されました。

私のは初期に発売された30X型で、購入から30年以上経ちエンジンからも異音が激しくなって来たためエンジン回りの整備を行い、カムチェーン・ヘッド・カム交換、ボアアップ(オーバーサイズピストン)、などの作業を行いました。
そこで必要となるのがバルブスプリングを外す工具。
無ければ作ってしまおうと、製作しました。


材料は木片とステンレスパイプ、それと100均工具のシャコ万です。
見かけはごついですが、とても楽にバルブを外す事ができます。
片手で木のレバーをギュッとにぎり、バルブを押します。

ステンレスパイプの先端はバルブコッターの取外しが容易にできるように加工しました。

バルブが外れました。

これでヘッドの掃除とポート加工が出来ます。
今時この時代のバイクをいじっている方は少ないと思いますが、SRX250、XT250Tなどのエンジンヘッドに使用できます。

そのうちボアアップ作業のまとめもアップします。

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