窓の塗装2017/07/06


今年も窓の塗装です。取り付けてから3度目の塗装です。
この窓は2003年に取り付けたTOSTEMピュアウッドシリーズですが、北海道で使うには全く残念な窓でした。
これは室内側です。元々の塗装は施工後1シーズン目に凍結と結露でヒビがはいり浮いた状態になり、触るとパリパリと剥がれる始末でした。
一旦オリジナルの塗装を全て剥がして自分で塗り直しました。でも3シーズン位すると冬場の凍結、結露でボロボロになってきます。毎回埋め込みの取手や錠を外して、凍結や結露で浮いた塗装をスクレーパーで剥がし、サンドペーパー(#60)がけ、マスキングを行い、2〜3度重ね塗りを行います。

せっかくなのでこの窓の紹介をします。今はメーカーさんもちょっと名前が変わり、多分このシリーズも無いとは思いますが...。
この窓を選んだのは私ですので誰も責められないのですが、外気温がマイナス20度以下になる北海道で使用するのは覚悟が必要です。


今思えば、結露に関する性能は室内20℃室外1℃での東京地区での性能試験データで、北海道の室内25℃、室外マイナス20℃環境下では全く役に立ちませんでした。

脱線しましたがこの窓の塗装は終了です。今回使用したペンキはアサヒペン水性スーパーコートミルキーホワイト(⇦Amazonへリンク)です。フッ素樹脂配合水性シリコンアクリル塗料で高耐候性、錆止め剤、カビ止め剤配合など、耐久性が高いようですので期待しています。若干薄めて塗るとより一層塗りやすく、艶ありタイプなのでエナメルっぽい綺麗なツヤも出ます。